Ensuring integrity in gametogenesis
生命のつなぎ目を保証するために
新しい個体を作り出すことは生命の根源的な活動である。これを支える配偶子は個体の中で作られる唯一の次世代の細胞であり、その品質を高く保つことは次世代の健常性や、それ以降につながる種の存続を保証するために必須である。本研究領域は、次世代をつくる能力を保証する配偶子の機能的な完成度「配偶子インテグリティ」がどのように構築されるかを理解して再構築することを目指す。
NEWS & TOPICS
- 2021.02.26研究成果
- 生理学研究所の小林助教、平林准教授らの研究グループは、Prdm14 欠損ラットを用いた胚盤胞補完法により、効率的な遺伝子改変ラットの作製およびラット体内でのマウス精子細胞の作製を可能にしました。Blastocyst complementation using Prdm14-deficient rats enables efficient germline transmission and generation of functional mouse spermatids in ratsNEW
- 2020.12.17研究成果
- 九州大学林克彦教授、浜崎伸彦助教(現ワシントン大学/HHMI特別研究員)、理化学研究所北島智也チームリーダー、京極博久客員研究員の研究グループは、マウスの卵子をかたち作る遺伝子群を同定しました。
- 2020.12.01お知らせ
- 【2020年12月11日まで】 新学術領域研究「全能性プログラム・配偶子インテグリティの構築」合同領域会議 参加登録受付中です。
- 2020.09.01お知らせ
- 令和3年度公募情報をお知らせいたします。【日本語版・英語版】
- 2020.06.23活動報告
- 第2回領域会議・若手会議合同集会をオンラインにて開催しました。
研究内容
A01
多能性幹細胞による
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配偶子産生システムの
in vitro 再構築A01
高インテグリティを
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実現するin vitro
精子形成系の開発A01
高インテグリティを
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実現するin vitro
卵子産生系の開発A01
種を越えた
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配偶子産生システムの
in vitro 再構築A01
精細管内フローと
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精子インテグリティA01
卵胞発育
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プロファイリングを
利用した汎用型
体外培養系の開発A02
染色体イメージング
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による卵子
インテグリティの予見A02
非破壊的可視化
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による配偶子
インテグリティの予見A02
光干渉断層画像化法を
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応用した生殖細胞
インテグリティ
評価技術の開発A02
1配偶子定量
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プロテオミクスによる
配偶子インテグリティ
評価マーカー探索A02
高転写状態獲得を理解
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するためのエピゲノム・
トランスクリプトーム
解析技術の開発A03
個体発生における
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生殖細胞集団の
レパートリー動態の解明A03
生殖細胞発生
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過程における
選択機構の解明A03
組織学的情報と
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リンクした単一細胞
遺伝子発現プロファイル
動態の解明A03
プラナリア生殖戦略の
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インテグリティを支える
新奇機構の解明A03
生殖幹細胞インテグリティ
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制御におけるホルモンと
神経伝達物質の役割の解明A03
精子形成の品質保証と
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luminal flowによる
精上皮クリアランス機構A03
代謝調節を介した
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オス胎仔生殖細胞の
インテグリティ構築機構の解明A03
原始卵胞に顕在する
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新規細胞質顆粒が担う
原始卵胞の品質管理機構A03
共生微生物による
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配偶子インテグリティの
構築とその制御A03
卵子成熟過程の
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インテグリティを支える
Wntの原始卵胞活性化
メカニズム