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A01-5 原班

精細管内フローと精子インテグリティ

ウシで機能的精子を産生する体外培養系が構築できれば、種雄の個体飼育が不要になり、ウシ生産の高効率化が期待できるが、系は確立されていない。ほ乳類の精巣では、精細管内腔から精巣網へと流れる組織液流(精細管内フロー)が精子の形成・運搬に関与すると考えられている。一方、体外培養下のウシ精巣では、精細管の内腔が閉鎖空間となってフローが生じず、これが精子形成を阻害する一因となっている可能性が考えられた。

そこで本研究では、精細管内フローの再現がウシ体外精子形成を促進する可能性を検証するため、精細管内フローを再現する培養技術の開発(課題①)、精細管内フローが精子形成に及ぼす影響解析(課題②)を行う。

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研究組織
主要論文

原 健士朗

  • Hara K, Nakagawa T, Enomoto H, Suzuki M, Yamamoto M, Simons BD, Yoshida S.

    Mouse spermatogenic stem cells continually interconvert between equipotent singly isolated and syncytial states.

    Cell Stem Cell 14: 658-72. (2014)

  • Hara K, Kanai-Azuma M, Uemura M, Shitara H, Taya C, Yonekawa H, Kawakami H, Tsunekawa N, Kurohmaru M, Kanai Y.

    Evidence for crucial role of hindgut expansion in directing proper migration of primordial germ cells in mouse early embryogenesis.

    Dev Biol 330: 427-39. (2009)

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